「沖縄って日帰りで行けるのかな」
「日帰りで行ける沖縄のスポットはどこ?」
「日帰り旅行は何を持って行けばいいのかな」
この記事を見ている方は、そんなお悩みをお持ちなのではないでしょうか。
沖縄は日帰り旅行できますし、約10時間の滞在で十分楽しむことができます。実際に、平日に1日だけ有給を取り、沖縄日帰り旅行に行ってきた時の詳細についてご紹介します。
日帰り旅行のプランを立てる時や、持ち物を準備する時に参考にできる内容となっています。
ぜひ参考にしてみてください。
(今回は羽田空港から那覇空港へ行く便を利用しています。)
沖縄へはLCC航空会社がおすすめ
沖縄に日帰りで旅行することに決めたんだけど、
できるだけ旅費を安くしたいな。
それならLCC航空会社を利用してみたらどうかな。
早めの予約でお得に航空チケットを取ることができるよ。
羽田空港ー那覇空港間は、全日空、日本航空、ソラシドエア、スカイマークの4社。
成田空港ー那覇空港間は、ジェットスター、ピーチの2社が就航しています。
交通費を安くしたいのであれば、やっぱり格安で利用できるLCC航空会社がおすすめです。
那覇へ就航しているLCC航空会社は、ソラシドエア、ジェットスター、ピーチの3社になります
荷物の重量制限があったり、座席が狭いなど、妥協する点はありますが、費用を抑えたいのであれば我慢できる範囲なのではないでしょうか。
今回、私が利用したのは羽田空港から就航している、ソラシドエア。
午前中から行動することができ、帰るぎりぎりまで滞在できる往復の便を利用しました。
出発日は平日。出発日の約2か月前に予約。
行き:羽田空港 7時15分発 ー 那覇空港 10時05分着
帰り:那覇空港 20時15分発 ー 那覇空港 22時40分着
行き:¥8,910
帰り:¥9,110
合計:¥18,020
こんなにお得に沖縄に行けるんだね。
価格は行く時期やタイミングで変動します。
見つけたら早めの予約をおすすめします。
出発日の約2か月前の予約ということもあり、バーゲン35という割引が効いていました。
※予約時点の条件などで違ってきますので、ご利用の際は各航空会社のHPなどを確認してください。
ひとり旅1日のスケジュール
実際のスケジュールです。
ひとり旅なので、行き当たりばったりで予定を変更してもいいように、ざっくりと計画を立てました。
10時05分:那覇空港着(ゆいレールで移動)
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午前中:那覇市内観光(神社3社巡り)
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お昼:どこかでランチ
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午後:那覇市内観光(首里城、やちむん通り)
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20時15分:那覇空港発
滞在時間は約10時間。
移動には時間をかけたくなかったので、ゆいレール(モノレール)で移動することにしました。
行動範囲は那覇市内に限定することで、いろいろなところを回れるように計画。
ひとり旅は、好きなように予定を変えられるのもメリットです。
その場の雰囲気や時間調整で急な変更もOK!という軽い感じて行きましょう!
もっとアクティブに沖縄を満喫したい!という方には、日帰りで楽しめる沖縄本土のアクティビティを楽しむのもおすすめです。
日帰り旅の持ち物
旅行の度に悩むのが、荷物の準備。
身軽で出かけたいのに、ついつい荷物が多くなってしまう方も多いはず。
日帰り旅行なので、一つにまとまるようにリュックにしました。これは、無印良品のリュックです。
今は肩紐などが改良されて、ますますよい商品になっているようです。
とても軽くて使いやすいので、日常使いから日帰り旅行におすすめです。
実際の持ち物をご紹介します。
- 財布(現金またはPayPayしか使えないお店もあったので、現金は少し用意しておきましょう)
- スマホ、充電器
- メイクポーチ(メイク直しができる程度の物たち)
- ヘアゴム(ロングヘアのため)
- 日焼け止め(沖縄の日差しはやばい!)
- 折り畳み傘(梅雨時期は持っていると安心。日傘にもなる。)
- フェイスタオル(雨に濡れた時や汗拭きに使える)
- 手ぬぐい(すぐ乾し、首に巻けるので愛用中)
- 靴下の替え×1足
- メモ帳・ボールペン
- 常備薬(ロキソニン、胃腸薬など)
- 消毒スプレー、ウェットティッシュ
- ボディーシート(暑い時期はスースーするのがとてもよい!)
- お菓子(ガム、グミなど。チョコレートはドロドロに…)
- 水 500mlペットボトル×1本
- エコバック(お土産などを入れるのに便利)
何か必要になった時には、現地で調達も可能です。
日帰り旅行だからこそ、身軽で行けるようにするといいでしょう。
日帰り旅行の服装
荷物の次に悩むのが、服装。
今回は移動が多くなりそうなので、動きやすいパンツスタイルにしました。
- ボトムス:ユニクロ ウルトラストレッチレギンスパンツ(黒)
- トップス:白のニットセーター(メーカー不明)
- 防寒・日焼け対策:ユニクロ エアリズム UVカットフルジップパーカー
- 靴:スニーカー(普段から履きなれているもの)
機内は涼しくても、外に出たら暑いということもあるので、調整できるような羽織り物を1枚持っていくのが良いでしょう。
特に沖縄の梅雨時期に行く際は、雨でぬれた時の替えの靴下があると本当に助かります。フェイスタオルも1枚あると、濡れたものを拭いたりできますし、首に巻いて日焼け対策もできるので重宝します。
一日歩くことが多くなるので、履きなれた靴で行きましょう。
ソラシドエアのチェックインは簡単スムーズ!
ソラシドエアは事前に航空券の予約、購入、座席指定を済ませれば、空港で搭乗手続きをせずに保安検査場に行ける「スキップサービス」を導入しています。
チェックインの列に並ばなくてもよいので、出発時間までゆっくりと空港内を散策することもできます。
(2023年4月1日(土)からスキップサービスは廃止。オンラインチェックインが必要になっています。詳しくはソラシドエアのHPをご覧ください。)
那覇空港までは約2時間45分のフライト
羽田空港から那覇空港までは約2時間45分。
ソラシドエアの機内は思ったよりも足元が広く、数時間のフライトであれば問題なくゆっくり過ごせました。大柄な方だと、少し狭く感じるかもしれません。
ドリンクサービスもあり、機内では快適に過ごすことができました。
ブランケットの貸し出しはしていないようなので、羽織り物を1枚持っていた方がよいです。
大きなトラブルもなく、この日は定刻通り10時05分に那覇空港に到着。
那覇観光には『ゆいレール』が大活躍!
今回は那覇市内に観光スポットを限定。
那覇市内の移動には、沖縄都市モノレール・通称『ゆいレール』がとても便利です。
1日乗車券は24時間有効で大人¥800。区間内は乗り降り自由です。
ゆいレールは道の渋滞に巻き込まれる心配がないので、レンタカーやタクシーを使うよりも移動時間の節約にもなります。
また、何といっても交通費を抑えることもできるので、お財布に優しい旅行をしたい方にはピッタリです。
那覇市内観光モデルコース!
沖縄10時間滞在で観光したコースをご紹介していきます。
沖縄の神社に興味があり、神社仏閣巡りをすることにしました。
そして、2019年10月31日に大規模な火災にみまわれた「首里城」にも行きました。
沖縄に神社ってあるの?
沖縄には10社の神社があるんだって。
その中の3社と首里城、焼物の街「やちむん通り」を巡ってきたのでご紹介します。
10時30分頃 那覇空港出発
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①波上宮
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②沖宮
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③安里八幡宮
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13時ころ お昼ごはん
(首里城に向かう途中で見つけたカフェで、ジューシーおにぎりとアイスカフェラテでランチ)
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④首里城見学
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⑤やちむん通り
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18時00分 那覇空港着
崖の上の『波上宮(なみのうえぐう)』
ゆいレール旭橋駅または県庁前駅が最寄り駅。
今回は歩いて散策したかったので、旭橋駅から徒歩で行きました。約15分ほどで到着。
『波の上ビーチ』の崖の上に位置している波上宮。
あいにくの天気だったのでビーチ側にはいきませんでしたが、お天気がよければ海と波上宮のコントラストがとてもきれいなスポットです。
厄除、商売繁盛、交通安全、安産、家内安全など幅広くご利益があす神社です。
神前結婚式もできるとのこと。
参拝を済ませた後は、御朱印をいただきに社務所へ。
ちょうど御朱印帳を新調したいタイミングだったのもあり、こちらの御朱印帳もいただきました。
沖縄にしかない柄と色遣い。かわいいですよね。
お土産にもよろこばれそうです。
たくさんの神様に出逢える『沖宮(おきぐう)』
琉球八社(りゅうきゅうはっしゃ)の一つの神社の『沖宮(おきぐう)』。
ゆいレール奥武山公園駅から徒歩約3分。
那覇奥武山公園内にあり、古くから地元民から愛され続けている、金運や良縁に強い神様です。
住吉神社、八坂神社、天燈山、祈願殿、水神、弁財天、権現堂があります。
本殿の参拝だけでなく、1周することでパワースポット巡りができます。
公園内に案内が出ているので、迷わず行くことができます。
白い鳥居がとても印象的です。
鳥居の左右には凛々しい顔の狛犬が鎮座しています。
こちらが本殿。
左側には、祈願受付やお守りなどを売っている売店があります。
本殿に向かって右手奥ある住吉神社。
こちらが『天燈山御嶽』。
『沖宮』の神様が実際に鎮まっているところだそうです。
街を一望できて、見晴らしがよい場所でした。
すごく素敵な場所から神様が見守ってくれているんだなぁと感じました。
こちらでも御朱印をいただきました。
御朱印の種類がたくさんあり、迷ってしまうくらい。
背景がきれいなこちらの御朱印をいただきました。ちなみに書置きタイプでした。
ひっそり佇む『安里八幡宮』
ゆいレールおもろまち駅から徒歩約10分。
住宅街の中に『安里八幡宮』はあります。
1466年に第一尚氏第七尚徳王により創建されたという、琉球八社の一つ。
すごく静かな場所で、心落ち着く感じです。
社務所は締まっており不在でした。
安里八幡宮の御朱印は、波上宮でいただくことができます。
そのことを知らなっかったため、波上宮に先に行ってしまったので今回は御朱印はあきらめることにしました。残念。
復興中!「首里城散策」
首里城は、ゆいレール「首里駅」から徒歩約15分のところに位置しています。
沖縄を代表する観光スポットの1つです。
琉球王国の歴史、沖縄の文化を知ることができる場所です。
2019年10月31日の首里城の火災は、本当に衝撃的でしたね。
守り続けてきたものを一瞬で失うことは、とても悲しい出来事です。
見学時にも、復興に向けて首里城正殿の工事が進められていました。
実際に目の当たりにすると、本当に大規模な火災だったんだなと痛感。
貴重な現場を見学させてもらいました。
再建まではもう少し時間がかかりそうですが、鮮やかな朱色の首里城が復活するのを応援したいと思いました。
首里城にも守り神としてシーサーが鎮座しています。
焼物の街「壺屋 やちむん通り」
首里城からやちむん通りまで、徒歩約20分。
モノレール「牧志駅」から徒歩 約15分のところに位置しています。
首里城から徒歩の場合は、下り坂なので楽に歩ける感じでした。
壺屋地区にある焼物の街で、陶器の工房やその直営店、カフェなどが立ち並ぶエリア。
通りの両側にはすてきお店が立ち並び、どこに入ろうか迷うくらいです。
食器はもちろん、工房ごとに違うシーサーを見比べながら散策するもの面白いです。
『シーサー工房 不羈(ふき)平和通り入口店』へ。
こちらは、やちむん通りを中心に3店舗あるシーサー専門の工房直営店。
シーサーだけだはなく、鮮やかな青色のお皿などもとても魅力的なお店でした。
このかわいらしいシーサーに一目ぼれしてしまい、連れて帰ることにしました。
現金またはPayPay払いのみで、クレジットカード不可です。
他にもたくさんのお店があるので、今度はゆっくり行ってみたいなと思いました。
お土産は空港を活用しよう
日帰り旅行でもお土産を買いたいな。
お土産は那覇空港で買うのがおすすめ!
お土産を選ぶのに最適なのが、やはり空港です。
那覇空港にはたくさんのお土産屋さんはいっており、品揃えも豊富。
時間が限られている日帰り旅行では、まとめてお土産を買うためには空港を活用しましょう。
また、飛行機のフライト時間までは少し余裕をもって到着しておくことで、夕食も食べることもできます。
遅い時間になると、営業している飲食店が限られてしまうのが少し残念ではあります。
日帰りで沖縄旅行は可能
沖縄へ日帰り旅行は可能であることが、今回の旅をしてみてわかりました。
限られた時間のなかでも、沖縄を満喫することができました。
日帰り旅行は、旅の目的を決めると、充実した内容になります。
今回は沖縄の神社を中心に観光しましたが、次回は、沖縄グルメを堪能する旅にしたいなと思っています。
次のお休みはどこに行こうかなと悩んだら、沖縄も選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか。
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